写真業界にいながら常々違和感を感じることがある。
それは、「写真」という言葉。
単純に解釈すれば、「真を写す」となるけど、真とは何を指すのか?
写真の世界なんて虚像だらけ。
グラビアの画像は真か?
撮影された風景やスナップは?
人間が見た(記憶した)映像には恣意性があり、カメラが機械である以上、記録された映像には恣意性はない。
カメラ視点で言えば、確かに真実を歪曲も期待もなく記録している。
しかし、写真たる存在は、人が認識してこその写真であって、カメラには認識という概念はない。
写真は心を写す??
とんだお笑いだね。
心が写真(真実を写している)と思いたいだけじゃないの?
写真に食わせてもらっているが、写真に依存したくはないな。
だってただの光の記録なんやもん。
個人的には幕末時代にそう呼ばれていた「光画」という呼び方が一番しっくりくるんやけど、通じないんだよねぇ。。。。
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